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• 折り方の解説

1) 対角線よりわずかにずらした平行線で谷折りにする。ずらすのは服用時に一方の紙のみに指を掛けて開きやすくして散剤をこぼす事がないようにする配慮である。

2) 左端より1/3のところで、先ほど谷折りした底辺に垂直になるように谷折りして左りそでを折り込む。

3) 右端より1/2のところ、すなわち先ほどと対称な位置で底辺に垂直になるように谷折りして右そでを折り込む。右そでは外に突出させない。

4) 折り込んだ右そでの斜辺と平行で、斜辺から離して谷折りして頭頂部の左半分を折り込む。このとき2)で底辺に垂直に折った辺は底辺に平行になる。

5) 折り返された頭頂部左斜辺が垂直に降りるように頭頂部の右半分を谷折りする。このとき4)で折り込んで底辺に平行となった辺に対して、みみ（タブ）を十分に必要量だけ突出させる。突出する長さは次の段階の封の可否につながるので十分に留意する。

6) 先ほど、4)で折り込んで底辺に平行となった辺にあわせて、底辺と平行にみみ（タブ）を山折りで折り込んで封とする。5)の折込みの突出が折り込む隙間の開口幅に対して十分長くないとみみ（タブ）の折り返しが合わせ込んだ辺の対面（ポケットの本体側の面）に引っかからず封にならない。あるいは長すぎても開口部に折込んだ先端が突き当たって開口部を開くように持ち上げるので封がとけ易くなり、いずれも失敗作となる。